(ネタバレ注意・感想)昼顔ロスがやばい、、映画「昼顔」
□ページ概要
昼顔とは?
〇2017年6月10日公開の映画「昼顔」
主演
・笹本 紗和(ささもと さわ)〈31〉役:上戸彩
・北野 裕一郎(きたの ゆういちろう)〈33〉役:斎藤工
2014年7月~9月に放送された「昼顔~平日午後3時の恋人たち」の続編。
リアルな不倫ドラマ
映画「昼顔」鑑賞してきました。
映画の随所にラストの布石が散りばめられていたとはいえ、あまりにも喪失感がすごすぎて書いてしまいました。
ここで言う喪失感とは、映画の評価が悪いということではなく、むしろ逆です。
見終わった後に残ったのは、複雑な感情でした。
ただただ悲しいけれど、悲しいだけではない。
不倫している男女、不倫されている妻のそれぞれの報われない思いにプラスして、不倫している男女を取り巻く人間模様が絡み合い、リアルな不倫ドラマが表現されていました。
随所に散りばめられているラストへの布石
ありとあらゆる所にラストへの布石が散りばめられています。
さわさんの心の声が随所で出てきますが、その中にも布石になっている深い言葉が隠されています。
また、さわさんと北野先生のやり取り中や演出の中に隠された意味など思い返すと悲しくなりますね。
観る人によって感じ方が違う
これはどんな映画にも当てはまりますが、この映画にも言えることです。
テーマが不倫なので、不倫している人が観るとどのように感じるのだろうか?
不倫された人が観ると?など色々な見解に分かれる映画なのかなぁと思いました。
ただの不倫映画だろ!とポイせずに、とりあえず観ると色々な所に改めて気付かされる映画となっています。
冷ややかに観ると、不倫はしちゃダメだね!で終わりそうですが、不倫した2人と不倫された妻の悲しみや迷い、恨みと不倫され捨てられた男の怒りや苛立ちが絡み合っており、身近な愛の大切さに改めて気付かされます。
真のテーマは愛
ドラマ版から一貫して不倫を題材に人間模様が表現されていますが、
人を愛する事とは何なのか?という事を改めて考えされられます。
「奪い愛」という造語もありますが、まさに人間の愛に対する欲求がリアルに表現されていると感じました。
最終的な自分の感想として、
一日も長くいたかっただけなのに、、とか
何で好きって言わなかったんだーーー!!!とか
怪我してる人に運転させちゃダメでしょー!とか
報われない思いや悲しみでいっぱいです。
北野せんせーーーい!!!
と叫びたくなるような喪失感、まさに「昼顔ロス」となってしまいました。
これから数日はLOVE PSYCHEDELICOのPlace Of Loveを聞く度に切なさが押し寄せてきそうです。
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